マンションがどの程度傷んでいるのか？　
傷みの原因は経年劣化なのか、それとも他の原因があるのか？
客観的に診断し、わかりやすく劣化度をランク付けし報告します。

優先的重点的に実施しなければならないもの、長期計画をふまえ
実施すべきものなど、修繕工事設計における基礎資料とします。
また診断結果、アンケートにより収集した要望を広く報告広報し、
大規模修繕工事の必要性を共通認識として持ってもらい合意形成
のサポートをいたします。

大きく分けて基本設計業務と実施設計業務の2つからなります。

基本設計では、どのような箇所をどのように直すのか？
どのような工事をいつ行うのか？
建物劣化診断をもとに劣化箇所を具体的に工事時期・工事内容を
ご提案させていただきます。

次に基本設計をもとに、実施設計にて細部の工事仕様を決め、
工事予算書を作成し、コスト検討、長期的に見た建物保全の観点
で各部位の仕様を検討し、管理組合様と打合せを行い決定します。

見積参加資格の基準および業者選定の経緯・判断基準を明らかにし、
管理組合員様の納得を得ることが必要です。

実施設計での統一された工事仕様書をもとに、複数の施工会社による
競争入札を行います。これは工事費の低減をはかる有効な手段となります。

各社の見積り比較表を作成し、見積り内容いついて分析、説明を行います。
また、施工業者ヒアリングを公開で行い工事に対する姿勢、安全面、工事
内容の理解度など各社の考え方を把握するお手伝いをさせていただきます。

あくまでも施工者選定は管理組合様の決定です。
コンサルタントとしての第三者の立場で内容説明・助言いたします。

重点監理にて週1回程度の定例会議を行い、工程の確認、出来高の査定、
施工品質の確認・指導を行い、作業工程毎に確認検査、完了検査を行います。
また定期的に修繕委員会を開催して頂き、出来高報告・予定・組合承認項目に
ついて協議させていただきます。

工事完了後は完成引渡し書類の内容チェック、指導を行います。
今後の修繕工事の参考のため、保証期間中の瑕疵に対する原因調査など、保管
しておかなければならない施工図など工事内容の修繕履歴書類の確認を行います。