2021.02.28
「レッド・バロン」
フォッカーDr.Ⅰは、第一次世界大戦中の1917年に、ドイツのフォッカー社が制作した三枚翼の戦闘機です。
「レッド・バロン」として知られる撃墜王マンフレート・フォン・リヒトホーヘン男爵が最後に搭乗していたことで有名です。
第一義世界大戦の戦闘機は複葉機だと思っていた頃、三葉機のフォッカーDr.Ⅰを写真で見たとき、異様な機体の戦闘機だと思ったものでした。
写真は、ミュンヘンのドイツ博物館に展示されている機体です。展示機はレプリカだと思われますが、100年以上前に制作された機体が保存展示されていることは、素晴らしいと思います。
この異様な機体の戦闘機が、空冷星形エンジン110馬力と現在の大型オートバイのエンジン馬力と同等もしくは、それ以下エンジンで空を飛び、空中戦をおこなったことは驚きです。