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2016.04.10

シャンボール茨木大規模修繕工事が進行中です。

    2月に着工した頃は足場の上いると風が吹きさらし、体が凍えていましたが、
    4月になり桜も満開、足場を上り下りしていると汗ばむようになってきました。
                        
    現場の方もようやく仮設足場が全設置完了しました。
  
       
    
    現在、躯体補修工事が進行中で各工区の工事工程を追って
    補修箇所のマーキング検査→各補修工事の検査→完了検査を行っています。
   
    大規模修繕工事は区分所有者さんが積立てこられた大事な修繕積立金を使って
    の工事です。竣工まで気を引き締めしっかり工事監理していきます。
  

2016.03.26

愛ホーム壱番館、シニアライフ高師浜が竣工しました

お知らせ欄でもご報告しておりましたが、
この1月に、2件の老人ホームが竣工しました。
 
◆大阪市に、「愛ホーム壱番館」◆
 大阪市営地下鉄 南巽駅よりほど近くに建つ住宅型有料老人ホームです
 
  正面からの外観は、重厚感のある色使いとシャープなデザインの建物です
  敷地そばを流れる川に向けて食堂を配した計画としています。
  
◆高石市に、「シニアライフ高師浜」◆
 南海高師浜駅からほど近くに建つ老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅老人ホーム)です
 
  シャープな外観と、白を基調とした色使いの建物とし、
  眺望の望める3階に、大きな空間の食堂を設けています
 
 
老人ホームに限らず、建築において設計を行い また、建築に携わるとき、
「建物は建てて終わりではないよ」 とは、よく言われますが
それは、メンテンナンスやアフターサービスのことだけではありません
 
長く、永く、愛され、使われ、使い込まれることが大事だと思うのです。
建物は、使われて、使われ続けて たまには手入れして
はじめて、「建物」なのだと思うのです。
 
建物は、使い続けられないとダメナノデス。
 
 
この上記2物件の建物も、長く使われ続けることと思います。
永く使い続けられる建物が設計できて、よろこびもひとしおです。
ありがとうございました。

2016.02.17

食品工場の新築工事が始まります。

 H27年6月から始まっていた株式会社大市珍味岡山(津山)第2工場新築工事が設計を終え、施工者も決まり、3月より着工の運びとなりました。

これから6ヶ月、8月末竣工目指して進めていく手筈です。

津山市(正確には苫田郡鏡野町)は直接仕事をしたことはないのですが、30数年前、中国縦貫自動車道院庄インターからR179号線を経由して、鳥取県倉吉市の近く東郷温泉にある観光ホテルの改造工事に何期か携わり、よく通ったものです。

当時はあちこちに「苫田ダム建設反対」の看板が建ってましたが、今は完成し、運用されていて、ダム湖は奥津湖と呼ばれていました。

また記憶によると、岡山県と鳥取県では道路の整備状況が違い、岡山県側の道路はよく整備されていて、「これも政治力の差かな?」と思ったものです。

閑話休題、食品工場の設計はH19年の藤本食品新築工事以来ですが、岡山第2工場は少し変わった工場で、冷凍のお弁当、おせち、オードブルなどの製造を主に行います。(ご飯はありません。)
日産10,000食の能力を目標に設備を整え、9月より操業開始の予定です。
冷凍のお弁当などは、最近、新聞やTVででもコマーシャルされていますから、御存知の方も多いのではないでしょうか。
この仕事をするようになり、私も何回か買ってみたのですが、とにかく便利、御飯と一緒に電子レンジでチンすれば、ものの5分もすれば出来上がり、私としては少し物足りないですが、お年寄りや女性、お子さん達には充分でしょう。
またカタログを見ても、介護・医療食などもあってなかなかバラエティーに富んだメニューになってました。

私にとっての大きなメリットは、買い置きができるということ、1ヶ月や2ヶ月程度なら保存が利き、いつでも食べられるということ、これって自分の仕事の関係でいうと老人ホームなどの仕事も多いのですが、設計する時、たいてい厨房を設けます。介護事業者の要望で、介護居室2室程度つぶして設置します。
食事に対して介護事業者の思い入れが強く「あたたかく美味しい食事を提供したい」という思いからです。

ただ、私の携わる施設は30室前後と比較的小規模で、自前で食事を1日3食1年365日毎日提供するのは中々大変なのではないでしょうか。

先日もある介護施設の会長と話をしていて、「今、冷凍食品工場の設計をしています。冷凍弁当は便利ですよ。」というと、「施設の食事提供も大変や。きちんと注文を受けてから作るけど、お年寄りのことやからドタキャンされる場合もあり、かといって食べてない食事代を請求するのも心許ないし・・・」「しかし、冷凍弁当なら保存も利くし後日安心して提供できるのでは?」「冷凍弁当を使うなら、厨房も広いものは不要で、他の施設を充実させたり、介護居室を増したりできますよ。」「それは面白いな」ということで、早速インターネットで調べてらっしゃいました。

食品工場(冷凍食品生産工場)は衛生面で非常に厳しく、マル総(総合衛生管理製造過程)やHACCP(ハサップ)の考え方を導入して、ハード面でも工場の足を引っ張らないように細心の注意を払って設計に当たってきました。

聞くところによると、大腸菌群は0(ゼロ).(製品から1個でも検出されればアウト。)細菌類は100,000以下(通常1,000以下で給食センターなどは10×2乗台)だそうです。

こういった厳しい環境下で製造されるお弁当なら安心して介護施設でも提供できるでしょうね。

工事は3月7日起工式で6ヶ月の間、私も岡山へ通うことになります。これからもしっかり気を引き締め監理を行ってまいります。

大市珍味様に「良い工場ができた」と喜んでいただけるよう、これからもがんばります。

2016.01.25

今後の介護施設における課題について

 社内で高齢者施設に関する勉強会が開催されました。

 

テーマは、「今後の介護施設における入浴問題・重度化対策による安定運営について」

 

高齢化社会が進む日本。2025年頃までには、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念されています。

 

そんな中、昨年6月に厚生労働省より2025年に向けた介護人材にかかる需給推移(確定値)が   発表されており、

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介護人材の需要見込み(2025年度) : 253.0万人

現状推移シナリオによる介護人材の供給見込み(2025年度) : 215.2万人

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需要と供給に37.7万人ものギャップが生じています。

 

介護労働者を増加させるためには、労働条件等の悩み、不安、不満等を緩和する必要があるのではないでしょうか。

 

()介護労働安定センターが発表している「平成22年度介護労働実態調査」によると、身体的負担が大きい、腰痛や体力に不安があるという回答が多数あげられています。

 

もちろん、これだけが悩みや不安ではないですが、腰痛は適切な介護スペースや設備を設けることで少しは楽になるのではないでしょうか。

 

腰に負担がかかるため適切なスペースを確保する、入居者それぞれに必要な補助に対応できるよう可変性のある設備の導入を提案するなど

 

入居者の安全はもちろん、介護しやすい施設の設計が必要だと考えさせられました。

 

株式会社アミー建築事務所

TEL06-6271-2883

HP:http://www.ammy.co.jp/

2016.01.05

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話になりました。本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。

父(岳父)のはなし

父は今年87歳になります。居合の有段者、そして技術士の資格をもち企業が提案する特許技術に数多く携わってきました。得意分野は化学。
私にしてみれば文武両道を絵に書いたような人です。その父が2年前に脳血栓でたおれ、半年間病院でリハビリの生活をおくりました。倒れた当初は別人のような顔つきになっていたらしいです。
倒れる前は毎日きちんとヒゲを剃っていた父が、入院生活当初は思うように髭が剃れずにいました。私はそんな姿を他の人には見せたくはないだろうなと思い、残っている髭を剃ってあげました。
ところが、電気カミソリを顔にあてたとたんに父の表情がくもるのがわかりました。そのとき私は初めて気がつきました。父は体の自由が利きにくいだけで、頭はハッキリしているということを。
私は父のプライドを傷つけたことを。それ以来、私は普段と変わりなく接するように気をつけました。父は今もリハビリの訓練をつづけています。その父が去年の12月にひとつの試験に挑戦しました。結果発表はまだのようです。その父の気持ちに敬意を表します。
父の入院でお世話になったのが、狭山の「さくら会病院」。父の見舞いに初めて行ったときにこの病院の設備とスタッフの多さに驚きました。機能訓練室は患者が歩き回れるだけの広さの理学療法、作業療法室があり、多くの療法士がマンツーマンで患者を診ておられました。また、言語機能訓練を行う個室が数室あり、ここでも丁寧な訓練がおこなわれていました。仕事柄デイサービスや高齢者施設を見てきましたが、目の当たりにして感動をしました。多少おおげさですが。
写真をのせられないのが残念です。
この新年に高石市で有料老人ホーム「さくらのはな」が竣工します。運営者が直接建物を建築し運営されます。鉄骨造3階建て、部屋はすべて個室、広さは13㎡、室内にはトイレ、収納、洗面設備があります。

運営会社は「介護ステーション さくら」この建物で2棟目になります。1棟目が「さくらの希(木)2棟目が「さくらのはな」。地元に根付いて堅実な運営をされておられます。それを証明するかのように竣工前にして2/3の入居が決まっています。これからも「さくらのはな」をよろしおねがいします。

2015.11.30

道の駅「久米の里」

 所用で岡山県真庭市に出かけた帰りに津山市の道の駅「久米の里」に立ち寄りました。     ここのシンボルは、身長7mの巨大モビルスーツ。一見の価値ありです。

ここには直売所があり、地元の農産物が多く販売されています。特に津山市だけに牛肉やホルモンが充実しています。

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2015.11.15

PBS-1(戯漫劇詩)

PBS-1(戯漫劇詩)
画号:画夢人のPBS(PocketBookSketch)シリーズ戯漫劇詩【戯画・漫画・劇画・詩画】展覧会のはじまりです。
建築計画に行き詰った時に、気分転換の意味でシステム手帳にイラストを描いた事がきっかけとなった、ポケット・ブック・スケッチをベースに、手描スケッチ・PCスケッチ・タイポグラフィ・コラージュなどのさまざまな手法を用いて、時を司る画夢人の自叙伝「戯漫劇詩」を想いなるがままに描いて行くPBSシリーズ第1弾・・・今回は手描きスケッチを持って、アミーブログ始まりの挨拶とさせて頂きます。
by:GAMUTO